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ペット保険の基礎知識 | ペット保険の対象・費用例 | 保険金請求・資料請求について |
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ペット保険とは | ペット保険の補償対象範囲 | 保険金の請求方法 |
ペット保険6つの常識 | ペット保険補償対象の疾患の例 | 資料請求は無料 |
補償対象外となる治療費例 | ||
動物病院実際の治療費例 |
ペット保険の基礎知識
ペット保険とは?
犬や猫、鳥、小動物などなどペットの治療には人間のように公的健康保険がありません。
人間であれば、健康保険に加入している場合医療費の負担額はおおよそ3割程度ですが、動物の場合は100%自己負担となります。
そのため、治療が長引いたりする場合や、特殊な治療が必要な場合、手術が必要な場合は、かなりの高額治療費が必要となることがあります。
ペット保険とは、家族同様の大切なペットが病気やケガ等で治療や手術が必要になった場合、費用を限度額や一定割合の範囲内で補償する保険のことです。
ペット保険6つの常識
①ペット保険の発祥地
ペット保険の発祥地はイギリスと言われています。
飼い犬の治療費があまりに高かったことに悩んだ女性が自ら、保険の会社を設立したのが、ペット保険の始まりです。
②ペット保険の加入率
イギリスで発症したペット保険がヨーロッパ、アメリカに広がり日本にも広がっています。
ペット保険の普及が進んでいるスウェーデンでは半数がペット保険に加入しています。
日本でも、ペット保険がインターネット申込などで簡単に行えるようになっています。
PCからではなく、スマホやタブレットなどからでも加入できるようになり、各保険業者も分かりやすい内容のペット保険が増えてきています。
ですが、中には悪徳な保険業者がいることも事実ですので慎重に選ぶ必要があります。
③1年間の動物病院利用率 90%以上
室内飼育、室外飼育に限らずペットを飼育している人の動物病院の利用率が上がっています。
どうしたらいいか分からない、動物病院の増加、虚弱な動物の飼育の増加、輸入動物の飼育など、さまざまな理由で動物病院の利用者が増えています。
そのため、ペット治療費のために保険加入する人が増えてきています。
④幼体のときこそ保険が必要
犬の場合ですが、ペット保険を使用した犬の年齢表です。
犬が幼犬の場合は老犬の場合以上に使用率が高くなっています。
その理由は、子犬は無知で活発なためソファーから落ちたりして骨折や、何かを飲み込んでしまったりと予期せぬ事故が起こることが多いためです。
当然、病気にもなりやすいため治療費がかさむことが有ります。
⑤平均手術費用は1万5千円以上
ペットの医療が発達しているため、様々な治療ができることの裏返しに治療費が上がっています。
専門医や、医療機器の発達などが理由です。
家族であるペットの命を守るために高額な治療費を支払うことが多くなっています。
参考に犬の場合の手術件数のランキングとその治療費を紹介します。
順位 | 症状 | 参考治療費(平均治療費) |
---|---|---|
1位 | 膝蓋骨脱臼 | 180,000円 |
2位 | 骨折 | 170,000円 |
3位 | 乳腺腫瘍 | 75,000円 |
4位 | 異物誤飲 | 115,000円 |
5位 | 歯周病、歯周膿漏 | 40,000円 |
6位 | 椎間板ヘルニア | 280,000円 |
中には心臓病や脳腫瘍などの場合100万円を超える治療費が必要になることも有ります。
⑥ペット保険取扱い業者は2業態
日本ではペット保険を扱う業者は「少額短期保険業者」と「損害保険会社」の2業態があります。
どちらでもない場合は、いかがわしい保険会社なので絶対に加入はしないでください。
少額短期保険業者
少額短期保険業者の特徴
- 参入要件 登録制
- 最低資本金 1,000万円
- 取扱商品 少額、掛け捨て、短期に限定
損害保険会社
損害保険会社の特徴
- 参入要件 免許制
- 最低資本金 10億円
- 取扱商品 無期限
以上のように損害保険会社の方がよりすぐれていることが分かります。
ただし、価格と取扱いペットの種によっては損害保険会社ではなく少額短期保険業者に依頼せざるを得ない場合もあります。
いずれにせよ、高額な治療費を100%自己負担ということから回避する、大切なペットの命を助けるためにもペット保険に加入しておくことをお勧めします。
損害保険契約者保護機構とは
セーフティネットとも言われ、損害保険会社が経営破綻したときには、損害保険契約者保護機構により、保険契約者などの保護が図られます。
損害保険契約者保護機構は損害保険会社でなければ加入できません。
損害保険契約者保護機構とは、保険業法に基づき主務大臣の認可を受けて設立された法人であり、経営破綻した損害保険会社の保険契約者等を保護し、もって保険事業に対する信頼を維持することを目的としております。
(損害保険契約者保護機構ホームページより)
ペット保険の対象について
ペット保険の補償対象範囲
基本的に、ペット保険はペットの病気やケガの治療費に対して補償をする保険となっています。
補償開始後に発症および発見された傷病が補償の対象です。
つまり、ワクチン接種、去勢・避妊などについては補償対象外となります。
ですが、中には治療を目的とした場合に限り補償されるものもあります。
ペット保険によっては、先天性の病気の場合は発症時期にかかわらず補償対象外となるものもありますので、各社の補償対象範囲をよく理解したうえで加入することをお勧めします。
まずは、色々な会社の資料請求をし、比較することが大切です。
ペット保険補償対象の疾患の例
ペット保険の選ぶ時に、参考にしてみてください。
良い保険会社は下記のような疾患が補償対象となっています。
疾患名 |
症例 |
---|---|
消化器疾患 | 胃腸炎、歯周病、下痢、肝炎、異物誤飲、口腔腫瘍・・・等 |
皮膚疾患 | アレルギー性皮膚炎、皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)、 膿皮症肢端舐性皮膚炎(したんていせいひふえん)、 真菌症脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)、 疥癬(かいせん)、ニキビダニ症・・・等 |
耳疾患 | 外耳炎、中耳炎、内耳炎、耳血腫・・・等 |
骨格系疾患 | 膝蓋骨脱臼(パテラ)、股関節脱臼、骨折、前十字靱帯断裂、 骨腫瘍、股関節形成不全・・・等 |
眼科疾患 | 結膜炎、緑内障・白内障、角膜炎、網膜はく離、チェリーアイ、 角膜潰瘍・・・等 |
泌尿器疾患 | 腎不全、膀胱炎、尿石症、前立腺肥大、尿道閉塞、精巣腫瘍、 子宮蓄膿症・・・等 |
脳・神経疾患 | 椎間板ヘルニア、髄膜炎・・・等 |
ペット保険補償対象外となる治療費・費用例
多くのペット保険で下記のような治療費・費用については補償対象外となっています。
ご注意ください。
治療内容 |
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既往症・先天性異常、検査・代替医療、ワクチン等の予防接種により予防可能な病気、 健康食品・医薬部外品、予防に関する費用、診療費以外の費用、傷病にあたらないもの、 自然災害によるもの・・・等 |
動物病院実際の治療費例
動物病院で実際にかかる治療費は高いと、言われるけど実際にいくらぐらいかかるの?と疑問に思うことが多いと思います。
治療後に目が飛び出そうになったことがある人も多いのではないでしょうか?
症例と合わせて実際にかかる治療費の例を紹介します。
※動物病院・都道府県・治療内容によって前後します。
異物誤飲の場合
おもちゃを飲み込んでしまい、内視鏡による摘出手術を行い、2日間の入院をした例。
人間とは異なり、大人しくできないので全身麻酔が必要となってしまいます。
運よく排泄物と一緒に出てくる場合もありますが、飲み込んだものの大きさや、詰まってしまう場所によっては死につながる場合もあります。
飼っているペットによっては、想像できないものも飲み込んでしまうことがあるので、ペットが飲み込む可能性があるものは近くに置かないように気を付けなければいけません。
保険が適応された場合、保険会社の内容によりますが、3割負担や、1割負担となります。
骨折の場合
少し高いところ(ソファー、机、ベッド等)から飛び降りて前足を骨折したため、手術を行い7日間の入院をした例です。
手術前は、骨折の状態確認をしなければいけません。
そのため、骨折した箇所のレントゲンの他に、血液検査、麻酔薬を投与するための血管確保などの検査が必要となります。
術後は、安静が必要なため、入院が必要となります。
※動き回ることをさせないためです。
入院中は、点滴や痛み止め、抗生剤などを注射・飲み薬で投与されます。
保険が適応された場合、保険会社の内容によりますが、3割負担や、1割負担となります。
白内障の場合
若年性白内障のため、片目の手術を行ったのち、5日間の入院をした例です。
若年性白内障は徐々に両目に広がります。
そのため、白内障手術をしていない目の手術も必要です。
さらに網膜電図検査(ERG検査)などの術前検査が必要です。
そのため、多くの場合高額にってしまいます。
犬に多くみられますが、ネコも稀に白内障になることが有ります。
保険が適応された場合、保険会社の内容によりますが、3割負担や、1割負担となります。
股関節形成不全の場合
犬の股関節形成不全とは、子犬のころはあまり症状を示さず、6ヶ月頃から徐々に見られるます。これは、成長とともに大きくなるはずの骨盤の骨が不完全で、太ももの骨が小さすぎるために起きます。
犬の股関節形成不全の主症状
・歩行時に腰が左右に揺れる
・うさぎ跳びやスキップのようなしぐさ
・後足をうまく折りたためない
・運動を嫌う
・股関節の脱臼
こちらの診療費例は内科治療でコントロール出来ず、股関節全置換手術を行い、10日間の入院をした場合の例です。
保険が適応された場合、保険会社の内容によりますが、3割負担や、1割負担となります。
外耳炎の場合
犬が最もかかりやすい病気のひとつでもある外耳炎。
外耳炎を発症すると炎症を起こし、ベトベトして臭いのある耳垢がたまります。また、かゆみや痛みをともなうため、しきりに耳をかいたり、後ろ足で引っ掻いたり、頭を振ったりします。
そのため、受診しましたが、かゆみが治まらかったために、1週間後に再診した場合の通院1日の診療費例です。
治るまで、週に1回程度の定期的な通院の必要があります。
犬種ではミニチュア・ダックスフンド、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバーなどの垂れ耳の犬がかかりやすいです。
保険が適応された場合、保険会社の内容によりますが、3割負担や、1割負担となります。
下痢の場合
下痢の症状は、異常のある部位によって異なります。
食べものを消化・吸収する役割のある小腸に異常があって下痢が起こる「小腸性下痢」は、1回の便の量は多いけれど回数はそれほど増えない傾向があります。便の性状は様々でやや軟便のこともあれば、水っぽいこともあります。小腸に出血がある場合は、便の色が黒っぽくなってきます。
などが、下痢の症状例ですが、原因不明の下痢が長引き、症状が重くなってきたため3日間の入院をして検査を行った例です。
下痢は犬・猫ともに多い症例です。
保険が適応された場合、保険会社の内容によりますが、3割負担や、1割負担となります。
保険金請求・資料請求について
保険金の請求方法
保険金の請求方法は、保険会社によって若干の違いがありますが、基本的に車の保険や、生命保険と大きく変わりません。
ペット保険会社と提携している動物病院や、提携していない動物病院などあります。
提携している動物病院の場合は、ペット保険会社の保険証を提示し、負担額のみその場で支払う場合が多いです。
提携していない動物病院の場合は、その場で全額支払ったのちに必要書類をペット保険会社に郵送し、指定期間内に振込みされます。
基本的には上記の流れです。
ただし、保険会社によっては先に連絡しないと保険金が適応されないなどの場合もあるので動物病院に連れていくと同時にペット保険会社に問合せもしておくのが良いでしょう。
資料請求は無料
では、実際にどの保険会社をどのように選べばいいか悩みます。
そのような場合はまず、ペット保険会社の資料を請求してみましょう。
届いた資料をよく比較し、どの保険内容が愛するペットに合うかを検討してください。
資料を請求する簡易サイトが多くありますが、その一つを紹介します。
下記の資料一括請求サイトは、保険料を自動計算できるので非常に便利です。
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様々な保険会社を検討して、愛するペットにぴったりなペット保険を選んであげてください。